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code-server 向け VPS:ブラウザで使う VS Code

VPS で code-server を動かし、どの端末からでもコードを書く。インストール、SSH トンネルや HTTPS での非公開アクセス、実際のプロジェクトに合うスペックと限界。

ノート PC は 5 年もの、ビルドに 8 分かかる、そして電車の中でタブレットからバグを直したい。code-server はサーバー上で Visual Studio Code を動かし、ブラウザのタブにエディター一式を届けます。拡張機能もターミナルもキーボードショートカットもそのまま。重い処理は VPS が受け持ち、手元の端末は画面を描くだけです。

VPS が向いている理由

必要なスペック

作業内容おすすめのプラン
スクリプト、設定ファイルの編集、小さな Python プロジェクトMicro — 1 vCPU、2 GB、月 $5
TypeScript、PHP、Go の Web アプリSmall — 2 vCPU、4 GB、月 $8
複数プロジェクト、Docker ビルド、大きなモノレポMedium — 4 vCPU、6 GB、月 $12

見えないコストは言語サーバーです。数千ファイルの TypeScript プロジェクトなら、それだけで 1 GB 使うこともあります。

インストール

sudo を持つ一般ユーザーで(root ではなく。sudo ユーザーのガイドを参照):

curl -fsSL https://code-server.dev/install.sh | sh
sudo systemctl enable --now code-server@$USER

インストールスクリプトがディストリビューションに合ったパッケージを選びます。設定は ~/.config/code-server/config.yaml にあります。

bind-addr: 127.0.0.1:8080
auth: password
password: use-a-long-random-password
cert: false

編集後は再起動します:sudo systemctl restart code-server@$USER。bind-addr は 127.0.0.1 のままにしてください。前段に HTTPS がない状態で公開アドレスを待ち受けてはいけません。

アクセス方法 1:SSH トンネル(どのプランでも使える)

手元のマシンから:

ssh -p 22 -N -L 8080:127.0.0.1:8080 you@203.0.113.10

そして http://localhost:8080 を開きます。インターネットには何も公開されず、暗号化は SSH が担います。NAT プランでは 22 の代わりにダッシュボードにある個別の SSH ポートを使ってください。ひとりで開発するならこの構成をおすすめします。

アクセス方法 2:自分のドメインで HTTPS

SSH を使えない端末からアクセスしたいなら、専用 IP のプランで nginx を前段に置きます。サブドメインをサーバーに向け(手順はこちら)、WebSocket に対応したプロキシを設定します。

server {
    server_name code.example.com;
    location / {
        proxy_pass http://127.0.0.1:8080;
        proxy_set_header Host $host;
        proxy_set_header Upgrade $http_upgrade;
        proxy_set_header Connection upgrade;
        proxy_set_header Accept-Encoding gzip;
    }
}

証明書は certbot --nginx -d code.example.com で取得します。詳しくはリバースプロキシのガイドで。公開 URL にする場合、config.yaml のパスワードだけがインターネットとサーバー上のシェルを隔てる唯一の壁なので、長くしてください。

乗り換える前に知っておくこと

相性のいい組み合わせ

AI のコーディングエージェントを使っているなら、同じサーバーでエディターと並べて動かせます。VPS でコーディングエージェントを動かすや Claude Code の活用例を参照してください。プランの詳細やアップグレードの方法はプランのドキュメントにあります。

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FAQ

NAT プランで code-server を使えますか?

使えます。code-server は 127.0.0.1 で待ち受けさせ、個別の SSH ポート経由の SSH トンネルでアクセスします。ブラウザは手元のマシンで http://localhost:8080 を開きます。専用 IP のプランが必要なのは、自分のドメインで公開の HTTPS アドレスを持ちたいときだけです。

code-server にはどのくらいのメモリが必要ですか?

code-server 自体は軽量ですが、言語サーバー、TypeScript のビルド、テストランナーは違います。小さなスクリプトなら 2 GB で足り、一般的な Web プロジェクトなら 2 vCPU と 4 GB(Small)が快適です。

VS Code の拡張機能はすべて動きますか?

ほとんどは動きます。code-server は Open VSX レジストリから拡張機能を入れますが、Microsoft 専用の一部の拡張機能はそこで公開されていません。作業環境を移す前に、欠かせない拡張機能を確認してください。

code-server をインターネットに公開しても安全ですか?

強力なパスワードと HTTPS の背後に置く場合に限ります。できれば公開しないのが一番です。入り込んだ人はサーバー上のターミナルを手に入れます。SSH トンネルならインターネットから完全に切り離せます。

ブラウザのタブを閉じてもビルドは続きますか?

統合ターミナルで始めた処理は、ターミナルが閉じると止まります。長い処理は tmux か systemd サービスとして動かせば、オフラインの間に終わります。

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